【無料】家で簡単プログラミング 〜その1 そもそもプログラミングとは?〜

実際の画面です(Rです)

どうも、おはこんばんにちは、ぽんぽこりん(@ponpokorin_24)です。

新型コロナで、急に休みになって、子どもに教えることもないし…と困っている親御さんにとっても参考になればと、大学でプログラミングを習いたての者として、この記事を書いてみることにしました。


その1なので、この記事は導入的な記事です。
その2はこちら
記事の最後にもその2へのリンクを貼っておくので、この記事を読んだら、そちらから覗いてみてください!

さてさて、最近テレビなどでプログラミング教育がもてはやされていますが、正直、命令のブロックを組み合わせるのだけでは、あんまり力にならないと僕は思います。

プログラミングには言語といって様々な種類があります。その言語によって、同じ動作をさせるにも必要なコマンドや表記の仕方が変わります。

さながら人間向けの日本語、英語といった言語のように、機械向けにもPython、Rなどの言語があるわけです。

このPythonとRはおすすめの言語で(僕が大学でなじんだというのもあります)、Pythonはラズベリーパイという小さなコンピューターと一緒に使えば簡単に電子工作も出来ますし、Rは割と統計に強いことから結構大学で使われているので、やってみて損はないと思います。

さらに言えば、話題の機械学習も、Python・Rのどちらでもできます。やってみたくなりませんか?

僕が親になったら、最初からこのRとかPythonとかを実際に使いながら学んでもらいたいと思います。なので、この後に書くその2以降での実践編では、子どもができるだけ退屈しないように書いていくつもりです。

この記事では、現役大学生として習う側である僕が、どうやってプログラミングに親しんだのかをお話ししつつ、プログラミングについて知ってもらいたいと思います。

あと、基本的にコマンドは全部英語ですが、別に英語を理解していなくとも、正確に写せばしっかり結果は出ます。そんなに難しいものでもないですし、先程書いたRとかPythonは誰でも無料で使えます。

どうぞ、肩の力を抜いて読んでみて下さい。

目次(クリックしても飛べません、スミマセン)

  • 僕がプログラミングに出会ったとき
  • プログラミングに慣れてくる
  • プログラミングとは
  • おすすめの取り組み方
  • 勢いでRをインストールしてみましょう
  • 最後に


僕がプログラミングに出会ったとき

一番最初に使ったのは大学1年生の時で、言語はRでした。やっぱり最初に習うときは身構えたものですが、すぐに慣れることができました。

その授業でやったことは
  • 四則演算(足し、引き、掛け、割り算)
  • 代入 (Rでは a<-10 とすれば aに10が代入されます、詳しくは実践編で)
  • csvファイルやエクセルファイルの読み込み
などでした。

プログラミングに馴染みのない方からすると、いまいちピンとこないかもですが、とりあえずやってみれば割とすぐに分かります。

プログラミングに慣れてくる

授業で半年間、継続的に触れるようになると、プログラミングに対して特段難しいとかは感じなくなりました。

ここで大事だったのは、授業ですから、「今日やること」が決まっていたことだと思います。プログラミングはできることの幅が広いので、趣味などでやっていると、目標があやふやになってあんまり集中できないことがあります。

なので、プログラミング教育にあたって大事なのは、課題を決めて、その達成に向けてコードを書くことだと思います。

そうすると、「この計算をさせるのに、いちいち同じコマンドを書くのは面倒だな…繰り返しでいい部分はこうしよう」など、自然と対処法が身についてきます。

また、自分のやりたい処理のコードが公開されていれば、それを写すだけでもOKですし、あわよくば理解してみようとすることで、知識も付いてきます。

僕自身もまず教師のコードを見て、そのまま写してちゃんと実行結果が出たら、その仕組みを紙を使ったりしながら、考え理解するという方式でやっていくうちに、自然に身につきました。

さらに、ひとつのプログラミング言語がそこそこ分かるようになると、新しいプログラミング言語も比較的容易に習得できるようになります。これは、大まかな仕組みや、用語に親しんでくるためです。



プログラミングとは

これまで3年間くらいやってきて、僕的に実感したのは、プログラミングとは「やってもらいたいことを、コンピューターに伝えるための道具」ということです。

この「やってもらいたいこと」とは、人間がやるにはめちゃめちゃ時間のかかる作業だったり、人間がやるには退屈すぎる作業だったり、人間では投げ出したくなるような量の計算だったり…
はたまた、あなたがゲームのコントローラーの△ボタンを押したことを検知することだったりするわけです。

プログラムが書けるようになれば、「こんなことをパソコン/機械にやらせたい」という思いを自分で実現できるようになります。

プログラミングを通してコンピューターを上手く使って、ちょっとした便利な機械とかソフトウェア(ゲーム含め)が作れるようになればいいですね!

おすすめの取り組み方

先述したように課題があることがモチベーション的に大事だと思います。

そこでまずは、
  • ファイルの保存や作業スペースなどの基礎を知る
  • 基本的な数字や文字を代入して繋げたりリストを作ってみたりしてそれを確認する
  • 次に簡単なゲームを作る
こんな感じで進めていくのはどうでしょうか?


さらに一例を挙げると、数学的なことに興味があれば、円周率をシミュレーションで出してみるということもできます(with R)。

この方針に沿ってその2、その3と記事を書いていくつもりです。ただ、あくまで僕の記事はさわりの部分だけになると思うので、もし興味を持ったら、ラズベリーパイを使った電子工作の本を買うもよし、ネットでさらに機械学習などを調べるもよし、ちょっと本格的なプログラミングの教科書を買うもよし、だと思います。


勢いでRをインストールしてみましょう

インストールまでの手順も初めてやると、なんだかわくわくするので、お子さんと一緒にやってみるのもいいと思います。(たまに、上手くいかないときもありますが、それも経験のうちです)

Googleなどで以下のワードで検索してみると先人の書いた記事があると思うので、それを参考にやってみて下さい。検索トップに出てくるやつ通りにやれば基本的に大丈夫です。それでも不安な方は、インストール後にウイルス対策ソフトでスキャンをかければ安心できると思います。

使っているパソコンがAppleのなら
“R インストール方法 mac” で検索

Windowsが入っているパソコンなら
“R インストール方法 Windows” で検索

注:使うパソコン、ネットワークによっては時間がかかる場合があります

最後に

いざプログラミングを始めようと、色々調べていくうちに、ちょこちょこ専門用語っぽいもの (「ディレクトリ」とか、「作業スペース」とか) が出てくると思いますが、こういうものもGoogleなどで「ディレクトリとは」みたいに調べてみて下さい。大抵のことは分かります。

子どもは探索するのも好きだと思います。是非一緒に、沢山調べながら、楽しんでもらえればと思います。

それでは〜

その2はこちら

コメント

このブログの人気の投稿

【Windows】HDRの画面がやけに白っぽくなった時の対処法

【実際にやってみた】しおれたバジルを復活させる方法

キンカンの挿し木_その1

おすすめ記事