科学的観点から勉強のやり方がわかる本『直感力を高める 数学脳の作り方』の紹介
どうも、おはこんばんにちは、ぽんぽこりん(@ponpokorin_24)です。
この記事では、バーバラ・オークリー著『直感力を高める 数学脳の作り方』を紹介しようと思います。アマゾンとかでも買えますし、各電子書店でも電子書籍が買えると思います。
バーバラ・オークリーさんはミシガン州オークランド大学の工学教授でアメリカ電気電子学会医用生体工学会副会長(発行年2016年当時)などを務めている人です。
ネタバレすると買ってもらえず、著者の方に失礼だと思うので、推薦の理由や本書の大雑把な特徴や流れ、どんな人におすすめかを書きたいと思います。
アマゾンで見てみると、20204月17日現在で、Kindle版が1870円、単行本が2090円とまあまあな値段はしますが、「文系の教科はまだできるけど、どうにも数学はできない…」という方や、「数学が嫌いなわけじゃないけど、いまいち点数取れないんだよな…」という学生の方にはぜひ読んでもらいたいなと思います。
1つに、理論と同時に実践についても解説されていて、読んで納得し、すぐに行動に移せるところ
2つに、「私はこうやったらできた」ではなく、脳科学や心理学などの科学的立場から書かれているため、より一般的な効果が期待できる
この2つです。
僕は高校3年生のときにこの本を読んだのですが、もっと前に読んでいたらなぁと思うほどに為になりました。周りに年下の学生がいれば、絶対に中学生くらいの時にサポートしながらでも読ませたいと思います。
ここが良くなかったのか、と自分の勉強のやり方の良くなかった点がはっきりしましたし、かなり無駄な作業に労力と時間をかけていたことが分かりました。
また、当然だと思っていた勉強のやり方が「ただ周りがやってるから、みんなも自分もやってる」だけの習慣みたいなもので、科学的には(こういう言い回しが苦手な方もいるかもですが)なんの効果もないことだったりするのがわかると、面白くもあります。
そんなわけでぜひ本書を読んで、自分の勉強への取り組み方を点検し、効果的な勉強のやり方を身に着けてもらえれば、と思います。
効果的に勉強ができれば、勉強が嫌じゃなくなるかもしれませんしね。実際、僕は「確かにできる!」と数学がぐっと身近(?)に感じるようになりました。
また、例え話や図が豊富で理解の助けになるほか、1つの章が長くても30pなので、まとまりよく読み進めていけます。
その後は先述の2つの思考モードともからめつつ、記憶法や「引き延ばさない」ためにはどうするのがよいか等の、勉強を進めていく上での様々な問題への対処法が、論と実践を交えて語られていきます。
本書によれば、
先ほど書いたように、僕もこの本を読んでから数学に馴染めるようになったわけですし、上記の方々にはもちろん、ぜひ多くの方に手に取ってもらいたい一冊です。
それでは~
この記事では、バーバラ・オークリー著『直感力を高める 数学脳の作り方』を紹介しようと思います。アマゾンとかでも買えますし、各電子書店でも電子書籍が買えると思います。
ネタバレすると買ってもらえず、著者の方に失礼だと思うので、推薦の理由や本書の大雑把な特徴や流れ、どんな人におすすめかを書きたいと思います。
アマゾンで見てみると、20204月17日現在で、Kindle版が1870円、単行本が2090円とまあまあな値段はしますが、「文系の教科はまだできるけど、どうにも数学はできない…」という方や、「数学が嫌いなわけじゃないけど、いまいち点数取れないんだよな…」という学生の方にはぜひ読んでもらいたいなと思います。
目次
- 推薦するわけ
- 本書の特徴
- 本書の流れ
- どんな人におすすめか
推薦するわけ
僕がこの本をおすすめする理由は、1つに、理論と同時に実践についても解説されていて、読んで納得し、すぐに行動に移せるところ
2つに、「私はこうやったらできた」ではなく、脳科学や心理学などの科学的立場から書かれているため、より一般的な効果が期待できる
この2つです。
僕は高校3年生のときにこの本を読んだのですが、もっと前に読んでいたらなぁと思うほどに為になりました。周りに年下の学生がいれば、絶対に中学生くらいの時にサポートしながらでも読ませたいと思います。
ここが良くなかったのか、と自分の勉強のやり方の良くなかった点がはっきりしましたし、かなり無駄な作業に労力と時間をかけていたことが分かりました。
また、当然だと思っていた勉強のやり方が「ただ周りがやってるから、みんなも自分もやってる」だけの習慣みたいなもので、科学的には(こういう言い回しが苦手な方もいるかもですが)なんの効果もないことだったりするのがわかると、面白くもあります。
そんなわけでぜひ本書を読んで、自分の勉強への取り組み方を点検し、効果的な勉強のやり方を身に着けてもらえれば、と思います。
効果的に勉強ができれば、勉強が嫌じゃなくなるかもしれませんしね。実際、僕は「確かにできる!」と数学がぐっと身近(?)に感じるようになりました。
本書の特徴
本書には「やってみよう」「ここで一息入れよう」というコーナーや、「ポイントをまとめよう」「学習の質を高めよう」という小コーナー、更には著者が話を聞いた学生や教師の体験談などが適切な場所に設置されており、単調さを感じさせず、読みやすくなっています。また、例え話や図が豊富で理解の助けになるほか、1つの章が長くても30pなので、まとまりよく読み進めていけます。
本書の流れ
まず、作者自身の経験談から始まり、本書の前半の要となる「集中モード」と「拡散モード」の2つの思考モードについて語られます。その後は先述の2つの思考モードともからめつつ、記憶法や「引き延ばさない」ためにはどうするのがよいか等の、勉強を進めていく上での様々な問題への対処法が、論と実践を交えて語られていきます。
どんな人におすすめか
本書の始めの方に書いてあったので一部引用しようと思います。本書によれば、
・勉強が捗らない人
・問題を解くのに手こずっている人
・専門知識を身に着けた教師
・美術や国語は大好きでも数学は大嫌いな高校生
・新しい学習法を実践して数学や科学に強くなりたい大学生
・数学が苦手な子をもつ両親
・わが子の数学や科学の才能を伸ばしたい両親
・大事な検定試験に合格できず、どっと疲れが出た会社員
・医師や看護師になるのが夢だったコンビニの夜勤の店員やフリーター
出典:本書13,14p
などなどの方におすすめだそうです。
先ほど書いたように、僕もこの本を読んでから数学に馴染めるようになったわけですし、上記の方々にはもちろん、ぜひ多くの方に手に取ってもらいたい一冊です。
それでは~
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