【間引き苗活用】根が弱い時期の苗の植え替え方
どうも、おはこんばんにちは、ぽんぽこりん(@ponpokorin_24)です。
園芸、ガーデニング初心者からするともったいなく感じる間引き作業。
間引いた苗をどうにかしたい、という時に植えてみようと思う方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、間引き苗のような生育初期の苗の植え替え方を解説したいと思います。
このマリーゴールドの苗ですが
元はこの間引き苗から育ったものです。
ぜひ、読みながらではなく、一通り目を通してから(4~5分で読めます)、やってみることをお勧めします。
ポット苗なら桶などに水を張って、その中で優しくほぐせばOK。
鉢などから間引く時は、間引く前に土をしっかり濡らしておくと切れにくいと思います。また、個人的には引き抜くよりは移植ごて(スコップ)を使う方がおすすめです。
やり方としてはこんな感じです。
また、複数の間引き苗を扱う時は注意が必要です。
先に土から取り出した苗は放っておくと、どんどん萎れていくので、取り出したらすぐに根っこを水に浸すといいと思います。前もって、浅いお皿などに水をはったものなどを用意しておき、他の苗を掘り出している間はそこに根を浸すようにしましょう。また、風が少なく日陰になっている場所でやると、萎れにくいです。
また、土が固まっていたら植え付け前に耕すといいと思います。鉢ならちょっと深めまで移植ごてで掘ったり混ぜたりしてふかふかっぽくなればOK。
やり方は以下の通りです(葉っぱを苗に見立てています)。
何度かやるうちに、素早くできるようになると思います。
根っこが切れると水分が満足に吸えないわけですが、風や直射日光が当たると蒸散量が増えるので、吸水量 < 蒸散量となり萎れる、というわけです。
いずれの場合も葉がピンとして、全体的にもしなびてない感じになったら日に当ててみてください。2、3時間当ててみて萎れなければミッションコンプリートです。
ちなみに、一番最初のマリーゴールドは半日蔭に1週間置いてから日向に移し、育ったものです。具体的に何日すれば根が調子を取り戻すかは分かりませんが、1週間養生すれば基本的に大丈夫ではないでしょうか。
それでは~
園芸、ガーデニング初心者からするともったいなく感じる間引き作業。
間引いた苗をどうにかしたい、という時に植えてみようと思う方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、間引き苗のような生育初期の苗の植え替え方を解説したいと思います。
このマリーゴールドの苗ですが
元はこの間引き苗から育ったものです。
ぜひ、読みながらではなく、一通り目を通してから(4~5分で読めます)、やってみることをお勧めします。
目次
- ポイント1:なるべく根を傷付けない
- ポイント2:移植ごて(スコップ)を上手く使う
- ポイント3:植え付け後3日~1週間は直射日光を避ける(できれば風も)
- まとめ
ポイント1:なるべく根を傷付けない
根っこが切れると吸水力が弱くなり回復が遅れるほか、苗が倒れやすくなります。なので、できるだけ根っこを切らないようにするといいと思います。ポット苗なら桶などに水を張って、その中で優しくほぐせばOK。
鉢などから間引く時は、間引く前に土をしっかり濡らしておくと切れにくいと思います。また、個人的には引き抜くよりは移植ごて(スコップ)を使う方がおすすめです。
やり方としてはこんな感じです。
- 苗が倒れないように手を軽く添えつつ、今広がっている葉の真下くらいに深めに移植ごてを入れ、てこの要領でゆっくり土ごと掘り起こす。
- できれば根っこの周りの土ごと優しく手に取り、植え替え先へ。このとき、土をはらってもいいですが、はらった土に着いた根がちぎれることも多いので、優しくやったほうがいいと思います。
先に土から取り出した苗は放っておくと、どんどん萎れていくので、取り出したらすぐに根っこを水に浸すといいと思います。前もって、浅いお皿などに水をはったものなどを用意しておき、他の苗を掘り出している間はそこに根を浸すようにしましょう。また、風が少なく日陰になっている場所でやると、萎れにくいです。
ポイント2:移植ごてを上手く使う
今度は苗を植え付けるときのポイントです。移植ごてを使うことで、スムーズに植え付けられます。植え付け先の土がカッサカサなら先に水をやった方がいいと思います。また、土が固まっていたら植え付け前に耕すといいと思います。鉢ならちょっと深めまで移植ごてで掘ったり混ぜたりしてふかふかっぽくなればOK。
やり方は以下の通りです(葉っぱを苗に見立てています)。
- 土を乗せる面を手前にして移植ごてを持つ。
- 今植える苗の根っこの長さと同じくらいまで、土に刺す。
- 刺したまま、手前に倒し、ゆっくり移植ごてを抜き取る。
- 出来たスペースに苗を置いて土を優しく戻す。
- 水をたっぷりと与えたら終わり。
何度かやるうちに、素早くできるようになると思います。
ポイント3:植え付け後3日~1週間は直射日光を避ける(できれば風も)
最後は植え付け後の管理です。普通にポットからそのまま植え付ける場合は、(風や)直射日光に当てても問題ないと思います。が、しかし、今回紹介しているやり方では、いくら丁寧にやっても、多かれ少なかれ根っこが切れるので、その分をケアしないと萎れます。根っこが切れると水分が満足に吸えないわけですが、風や直射日光が当たると蒸散量が増えるので、吸水量 < 蒸散量となり萎れる、というわけです。
小さめの鉢やプランターに植え付けた場合
室内に移動させられる場合はそうします。光合成のことを考えて窓越しの日光を当てた方がいいと思います。もしそれでしなびるようなら、日の当たらないところへ。プランターが大きい場合
家の中に入れるのはちょっと…というときは半日蔭(半日くらいしか日の当たらないところ)に置いておくといいと思います。ただ、特に夏などは、植え付け直後は日に当てると爆速で萎れるので、午前中に日が当たるなら午後に。午後に日が当たるなら夕方にやるといいと思います。曇りの日ならいつでもOK。庭や花壇に植える場合
曇りの日を選ぶか、植えた後にすだれなどで直射日光が当たらないようにするといいと思います。いずれの場合も葉がピンとして、全体的にもしなびてない感じになったら日に当ててみてください。2、3時間当ててみて萎れなければミッションコンプリートです。
まとめ
ちょっと面倒な感じがしたかもしれませんが、要は- 丁寧に移植する
- 植え替え直後に萎れないようにする
ちなみに、一番最初のマリーゴールドは半日蔭に1週間置いてから日向に移し、育ったものです。具体的に何日すれば根が調子を取り戻すかは分かりませんが、1週間養生すれば基本的に大丈夫ではないでしょうか。
それでは~
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