【本音で書きました】学部生が就活の時に思ったこと感じたこと

どうも、おはこんばんにちは、ぽんぽこりん(@ponpokorin_24)です。


僕は今年が就活の年でして、就活が終わったので、こうして記録として徒然なるままに感想やらを残しておこうと思います。


喉元過ぎても熱さ忘るな、という戒めも込めて。


※ 注意---

この記事は就活の時に感じた感想だったり愚痴だったりそんな感じのモノです。なので解決策までは考えません。ちょっと考えてみようと思いましたが複雑に事情が絡み合ってるっぽいので諦めます。一人の若者の意見として、こんなこと思ってるんだーとか思ってもらえれば幸いです。

----------------

更に欲を言えば、何かのきっかけになってくれれば望外の喜び、そんな感じです。


それでは書いていきたいと思います。また、以下の話は自由応募の就活の話です。推薦は使わなかったので分かりません。悪しからず。


目次

  • 1、高いGPAとってもあんま評価されなくて辛いナァー
  • 2、就活サイトからのメール爆撃に面食らう
  • 3、会社の業務内容を読んでも何やってるのか分からない
  • 4、「熱意」って実際どうなんでしょうね
  • 5、院進するのも考え物
  • 6、ESって誰も得しなくない?
  • 7、いっそのこと世の中で必要なスキルを教える学校でも作った方がハッピーなのでは


1、高いGPAとってもあんま評価されなくて辛いナァー

勉強頑張っても報われにくいんだな、って思いましたね。エントリーシートとかではあくまでも一項目の扱いで、めちゃめちゃ頑張ったとしても一項目なのですよ、トホホ。


それよか部活で部長してました、とか物質的に活動的だった人の方がわりとエントリーシート書きやすいんじゃないですかね。今般のエントリーシートはそれぞれの項目を埋めるためにそれぞれにストーリーが必要なので。


他にも学校によって評価基準が揃ってないために、会社側からすると勉強どれだけ頑張ったのかは成績から読み取りにくかったりするらしい、という要因もあって更に勉強頑張った勢は救われません。


参考までにアンケートを見てみると

出典:経団連 2018年度 新卒採用に関するアンケート調査結果(6ページ目)

https://www.keidanren.or.jp/policy/2018/110.pdf

によれば履修履歴・学業成績を重視するのは4.4%だそうです。

スクリーンショットで失礼


リクルート 就活みらい研究所 2020卒対象 就職活動・採用活動に関する振り返り調査 データ集(21ページ目)

https://data.recruitcareer.co.jp/wp-content/uploads/2020/04/hakusho2020_data_01.pdf

も見てみるとこうです。

こちらもすくしよにて失礼

こちらでは上よりも勉強系に人権があるように見えますが、上の調査では5個しか選べなかったのがこっちでは複数回答であること、上の調査で細かく分かれていた性格が「人柄」に集約されていることも考えるとやはり勉強頑張った勢が報われるのは難しいように見えます。


コミュ力低くても仲良くなったらいい奴って結構いるもんだと思いますけどね。


そういうわけで、日本の大学生が勉強しないというのもしょうがないと思います。勉強しても就活時に何の役にも立たないなら、やる気が起きるわけがないですよね。勉強頑張る勢が異端なのはそういうわけだと考えています。学問が好きだと教授なんかとは話が合いますが、他の学生とはあんまり合いませんし、就活でも評価されづらいのでなんか損な気分になりました。


2、就活サイトからのメール爆撃に面食らう

元々いらないメールはちょくちょく消す主義だったのもありますが、やっぱり面食らいましたね。複数登録していれば一日に10件くらい来ることもあり、さらに【最後のチャンス!】みたいな煽り文句もあって焦燥感にかられること請け合いなのです。


最初はちょくちょく読んで消してみたいなことをやってましたが、途中からはほぼ見なくなりました。たぶん800通くらいたまったらそのうち9割くらい消す、みたいなことを3~4回やったと思います。


3、会社の業務内容を読んでも何やってるのか分からない

当然といえば当然だと思うのですが、殆どの学生は飲食店・コンビニや塾でバイトしたことがあるくらいなのでその辺の仕事ぐらいしか仕事らしい仕事は知りません。なので、例えばひとこと「マーケティング」と書いてあったところで何をどうやってるのかは分かりません。


編集者とか営業とかだとまだ想像つきますが、IT系とかはどこからどこまでやっているのかとか分かりにくかったような。企業研究が足りんのだ!と思うかもですが、ちょっと気になったからといってポンポン会社に訪問したりOB・OG訪問したり説明会にいったりできるほど暇じゃない大学生もいるんですよ……それに毎回質問内容を具体的にするのにも時間がかかりますし。


採用ページなんかに「ある社員の一日」みたいなのが載っている場合も多いですが、打ち合わせ、資料作成みたいな漠然とした書き方も多いですし、一部分だけを抜き出したような書き方だといまいち何やってるか分かりづらいです。


なのに入社後にどんな仕事をしたいですか、とかエントリーシートで訊かれても正直困りました。自由に書いたところで、もしその会社ではやってないこと書いちゃったら落とされるんではとか余計なことも考えなくてはいけませんでした。


この辺に関してもう一つ。


4、「熱意」って実際どうなんでしょうね

まず前提として、企業からすれば「あれば嬉しい」と思うのは当然だと思います。なにせ「御社でしか~できない」とか言われれば実質褒められているようなものだし、この学生ならすぐには辞めないだろうな、と思えるからです。


しかし、普通に大学生活を送ってきて就活を始めた人のうち一体何割の人間が「A社で~を~して成し遂げたい」とかそういう類の決意を胸に秘めるんでしょうかね。


更にいえばさっきのところで書いたように具体的にどんな仕事をしているかも分からないのに熱意が湧いてくるんでしょうか?個人的には正直いって謎です。キャリア相談員の方にも自分が本当に行きたいと思った企業でやりたい仕事をしてる人なんて1~2割だとか言われましたし。


普通に考えれば福利厚生とかの待遇面や安定性、その企業のネームバリューに惹かれてというのが一般的じゃないんですかね。ベンチャーとかだと違うかもですが。他には受けていた大手の選考に漏れて同じ業界で探しているうちに社風の良さが目に留まったとか?たまたまマイナビで検索に引っかかったとか?そういう人が「熱意」を志望動機でアピールするのは一種の嘘のようにも思えます。それでも就活セミナー的なもので「熱意をアピールしましょう!」と教わるので、みんな騙し騙し書くわけです。


「目に留まったということは何かしら惹かれるものがあったはず」的なことが就活系のメディアとかに書いてある場合もありますが、「他社と比べたらこの辺がいいと思った」くらいのものからなんとかして志望動機に書けるように肉付けして書くというのも大変だと思うのです。熱意ではなくて「自分はこんなことができるので御社の~の仕事で生かせると考えた」みたいなスキルを売り込む的な志望動機を認めてもいいのではないでしょうか(まぁこれも業務内容が分からないと難しいケド)。


また、「御社でなければならない」という熱意を見せるために「~な御社でなら」とか「~の事業でシェアNo.1を誇る御社でしか」とか、この類の書き方が必然的に多くなるわけですが、全ての会社が「ウチでしかできないこと」を持っているのかというと正直微妙じゃないですか?細かいところを見ていけばそういうオンリーワンを見つけられるかもですが、その重箱の隅をつつくような情報を志望動機に書くのもなんだかなぁと思います。結局、日本で唯一の技術を持っているとかじゃない限り、心底「御社でなければ」みたいに思っている学生は来ないと思いますけどね……。


僕がひねくれているだけなのか、それともみなさん「熱意なんてないよね…」と分かった上で茶番をしているのか、ぜひどなたかに解明して頂きたいものです。


5、院進するのも考え物

僕は院に行くかも悩みましたが、これがまた苦しい選択なのです。


博士まで進むと非正規雇用になる可能性がぐっと上がるわけですよ。実際に、大学で任期付きの講師の方も「この歳でまだ非正規、給料少ない」とか自虐ネタかましていましたし、考えさせられるものです。


それじゃあ修士は?となると就職に関しては分野が絞られる、研究職的な採用がある、初任給がちょっと上がる等の変化(一部AIの有名な研究室とかにいけば青田刈りがあるとか囁かれてますが)と同時に、追加の学費と院試のための勉強、進学したい研究室を調べる時間が必要になります(この辺は博士の人もそうですけど)。更に結局修士1年の時に就活をすることになるので、

大学4年で院試(とそのための勉強)・卒論・卒業

→修士1年夏とかから就活始める、インターンとか行くなら行く

→修士2年の夏前~夏までは就活しつつ過ごす(外資とかもっと早く決まる会社もあります)

→修士2年で修論完成・卒業

みたいな忙しさになるわけで、学部卒で社会人になっても問題ないのにそこまでやるか?とも思ったり……ほかにも院試だって試験なわけで、落ちる可能性だってあるわけで……。

しかも総合職として就職することになると学部生と同じ感じで、ただ給料がちょっと高い、みたいな扱いになるだけらしいです。


とまあ、こんな感じで悩ましいのです。


6、ESって誰も得しなくない?

またエントリーシート(以下ES)の話ですが、正直履歴書だけでいいのでは、と思うのです。ESの目的は学生に訊きたいことを訊いて人柄や価値観を知ることだそうですが、昨今は学校の生協で売っている履歴書に自己紹介欄や自己紹介シートみたいなものが付いていますし、それで十分だと思います(まぁ履歴書は履歴書で手書きなのが問題)。


正直に書くと、ES書くのは大変なのですよ……。一つ完成させるのに一週間かかるとかもざらです。


初めて書く前には学内でES書き方講座のようなものを受け、そこで習った書き方に倣って書いて、さらにキャリア相談とかそういう名前の学内の就職課が提供している相談サービスで外部のキャリアアドバイザーとかに複数回添削してもらう、というようなことをしてもらいます。


さらにESは企業によって訊いてくることが違うので、学生は各企業の選考に参加するたびに新しく文章をしたためたり文字数に合うように編集したりしなければいけません。学生時代に頑張ったこと、自己PRなど一部共通する項目もありますが少ないです…。なので履歴書と違って毎回違う質問に頭を悩ませることになるわけです。そしてESを完成させ提出したとしても書類選考で落とされれば、その時点でそのES作成にかけた時間はパーです。


こんな感じの苦行なわけですが、苦行だからこそES作成代行やネットの記述・先輩の書いた文をコピペみたいなダークサイドに足を突っ込む学生もいるのが現状で、人事の方は騙される場合もあるわけです。つまり学生だけでなく企業側にも損な部分があるわけです。


他にも昔の履歴書オンリーの時代に比べてESが増えたことで単純に企業側の読む文章が増えたことで大変になったという声もあるそうです。(参考:NHK 生活情報ブログ「エントリーシート」ってなくならないの?https://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/800/372459.html


あと、どうでもいい小話としては、大抵の面接でESに書いてあるのに「一応、改めてご自身の長所をお話ししていただいてもいいですか?」とか訊かれるのがちょっと謎です。既にESに書いてあるわけなので「ESを読ませて頂いたのですが~について伺ってもいいですか」とか、最初からES読んだ前提で話し始める方が時間を有効に使えると個人的には思いました。


7、いっそのこと世の中で必要なスキルを教える学校でも作った方がハッピーなのでは

採用時に重視するのは人柄・性格・コミュニケーション能力みたいなことなら大学での勉強はほぼ役に立たないわけなので、専門的な勉強をさせるのは時間とお金の無駄なのではと思いました。


「○○大学に入学という実績があるから、ある程度の生徒の質が確保されているんだ」ということであっても、大学と同じような試験でスクリーニングをするビジネスマナー教育学校的なものが出てくればもっと社会的に無駄がなくなりそうな気がしてなりません。


僕は割と授業も楽しく聴いている方でしたが、興味ないから普段は寝たりして試験前になって過去問だけ探し求めているような同級生も間々見かけました。しかし、ビジネスマナー教育学校的な学校がメジャーになれば、そういう学生からしても「単位の為に興味も持てなければ実用的でもない話を聴いたり、キツイ試験を受けたりしないといけない状況」を回避できるし、企業からしてもビジネスマナーもあってパワポ・エクセルしっかり使える、報連相もできる、みたいな人を雇えてウィンウィンだと思うのですがいかがでしょう。




ふぃー。こんな感じかなぁ。それでは、これにて筆を置きたいと思います。


最後まで駄文を読んで頂き誠にありがとうございました。

コメント

このブログの人気の投稿

【Windows】HDRの画面がやけに白っぽくなった時の対処法

【実際にやってみた】しおれたバジルを復活させる方法

キンカンの挿し木_その1

おすすめ記事