キンカンの挿し木_その2&キンカンの実生_その1

どうも、おはこんばんにちは、ぽんぽこりん(@ponpokorin_24)です。

1ヶ月くらい前に、キンカンの挿し木について書いたのですが、ちょこっと見てくださる方がいらっしゃったのもあり、その2を書いてみることにしました。

追記(2020年7月23日):その3も書きました!

最初からタイトルでネタバレ感がありますが、簡潔に言うと、「上手くいってるのか微妙なので実生にもチャレンジした」ということになります。

今の状態を分かって頂けたところで、この記事では以下の様な流れで書いてみようと思います。

目次


「実生にチャレンジ」の部分では、実生温州みかんの発芽の経験から得たコツも書きたいと思います。(ごく簡単なものですが)

それではいってみましょう!

キンカン挿し木の状態の変遷

僕が挿し木をしたのが2月27日で、今日が3月21日なので、約1ヶ月弱ということになります。その途中の様子を写真交えつつご紹介。

3月2日
ちょっとしおれた葉っぱが出始めました。でもこの時は全部まだ元気でした。


3月5日
天気が良かったので、光合成するのかな、と水やりついでに5分くらい日に当てました。が、以前ネットで調べた時、蒸散量を減らすために直射日光は避けた方がいいという情報を見かけたことを思い出し、すぐに室内の窓際に戻しました。

その後も乾燥しないように水やりしつつ…

3月16日
ついに第1脱落者が…!最初にしおれたやつでした。
茎の色が茶色になっていたので抜き取ってみると、先端もちょっと変色していました。


ちなみに健康なのはこんな感じでした。

予備用のやつです

案の定、茶色くなった部分を軽く曲げてみるとポキリと折れました。水分が足りなくなっていたようです。葉っぱが多かったんでしょうか。


この後もう1本脱落し、葉っぱもぽつぽつと落ち、今に至ります。その状態は下の「今はこんな感じ」で。

実生にチャレンジ

第1脱落者が出た時点で、他の穂もそこまで信用できなくなったので、どうせなら、と挿し穂を取ってきたキンカンから1つ実をとってきて、実生を育ててみようと思い立ちました。

採取してきたキンカンの実

種を傷つけないように、実を丁寧に開いて、種×1と種の成り損ない×3をゲットしました。

白い紙に乗っているのがゲットした種です

温州みかんを発芽させた時に身に染みて分かったのは、「発芽・発根させるためには種の薄皮をむく」ということで、以下の写真のように薄皮をむいて、すぐに植え付けました。


また、薄皮の下に「種皮」がありますが、これはむかない方がいいと思います。温州みかんのときに試してみたのですが、2つ1ペアの子葉が別れちゃったり、幼根が行方不明になったりして上手くいきにくいです。温州みかんが多胚の種で、子葉等が絡まるように入っていたというのもありますが。

バラけてないのが種皮をむいてすぐのものです

今はこんな感じ


さて、挿し木の現状はいいますと、こんな寂しい感じに。


ただ、残った葉はまだ青々としていて、まだ希望は残っています。それに、最初から葉がついていないものも挿しているので、茶色くならない限りは面倒をみようと思います。

実生の方はまだ芽がでてきていません。発芽まで待つのみです。

挿し木をする時の個人的注意点

題の通り、「挿し木をする時の個人的注意点」を反省を踏まえて残しておこうと思います。正解かは分かりませんが、次があればこうしようという方針です。すっきり箇条書きで書きます。

  1. ある程度太めの枝を選ぶ
  2. 1つの挿し穂に1枚の葉、そして結構切り詰める

1については、細いものは弱りやすいと感じた(蓄えている水分が少ないからかも)のが理由です。

2については、最初から葉の面積が少なかった挿し穂が、最終的に葉を残していたからです。どのくらい葉を切り詰めるかは一個上の写真を見て目安にして下さい。枝が太めなら葉の面積が大きめにしてもいいと思います。葉の切り方については、ネット上の他の色々な挿し木の写真と同じく、葉脈等関係なくばっさりと切っていいと思います。

最後に

キンカンの今年の枝が伸びてくるのはこれからなので、また挿す枝を調達してきて、できれば発根促進剤を使ってみようと思います。

十分な数の挿し穂が用意できたらなるべく条件をそろえて、促進剤ありなしでの比較実験をしてみたいと思います。

それでは~

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