【骨伝導完全ワイヤレスイヤホン】earsopen PEACE TWHA-1 のレビュー(前編)
どうも、おはこんばんにちは、ぽんぽこりん(@ponpokorin_24)です。
先日家に届いた「earsopen PEACE TWHA-1」についてレビューします。実は自分用に買ったのではなく、親が買ったものを試させてもらったのですが、せっかくなのでレビューを書いてみようと思った次第です。
書いているうちに長くなったので前編・後編に分けることにしました。聴覚補助機能について知りたい方は前編(この記事)を、オーディオ的なレビューを知りたい方は後編(こちら)をご覧ください。
--後編(こちら)--
こんな流れで書いていこうと思います。お急ぎの方はまとめをチェックしてみてくださいね。
価格については2020年4月1日時点では公表されていませんが、クラウドファンディングサイトの表記を見る限りでは、TW-1は28,380円でTWHA-1は107,800円ということになっています。強気の価格設定だと思いますが、クラウドファンディング時にはそこから30~50%引きくらいしていたので、実売価格はもう少し下がるかもしれません。特にTWHA-1についてはお得に見せるためのブラフだと思いたいところです…
TW-1とTWHA-1の両モデルに共通する特徴は「骨伝導」「完全ワイヤレス」「耳をふさがない」「IPX7(防水機能)」といったところでしょうか。ご存じの方も多いと思いますが、完全ワイヤレスというのは「一切コードがないワイヤレス」ということです。ワイヤレスという言葉の意味からすれば、コードがある方がおかしいような気もしますが(笑)。骨伝導についても、この記事を見てくださっている時点でご存知の方も多いと思いますが、後ほど少しふれておきたいと思います。
変わって、両モデルの大きく違うところは覚「聴補助機能」「左右独立音量」「左右独立ノイズキャンセルマイク内蔵」の3点。いずれも聴覚補助モデルTWHA-1にのみ搭載されているものです。「左右独立音量」は左右で聞こえが違う方への配慮がうかがえて素晴らしい機能だと思います。音楽だけなら、ソフトウェアで左右別々に音量調整できますが、聴覚補助デバイスとして使う時は、補聴器のように本体で左右別々に音量調節できた方が便利ですもんね。
意外に簡素な梱包でした。化粧箱もそこまで高級感があるわけではありません。でもその分技術にお金が回されていると思うと期待は高まります。
内容物はこんな感じで入っていました。
全部並べるとこんな感じです。
本体は質感もよく、個人的には未来感のあるデザインで好きです。
充電はこの専用のクレードルから行います。
充電のため本体を入れた時はこんな感じです。電極を合わせて充電が始まれば本体のランプが光るので分かりやすいです。
充電中はクレードルも光りっぱなしですが、LEDをひとつ光らせるのに大した消費電力はかからないので問題ないと思います。
僕の調べた限りでは、耳は外耳・中耳・内耳から成りますが、骨伝導は音の一部が外耳・中耳を介さずに内耳に届くというメカニズムであり、もともと内耳に障害がある場合は恐らく聞こえません。「難聴の親に買ってあげようかな」、「もともと聞こえないけどもしかしたら聞こえるようになるかも」という方は購入前に難聴の原因を確認しておくと失敗が少ないと思います。公式でもクラウドファンディングサイトで
さて、聞こえについてですが、なるべく鼓膜で音を拾わないように、飛行機でもらう耳栓をして、その上でTWHA-1を装着して実験してみました。
まず耳栓をして殆ど周りの音が聞こえなくなったことを確認。次に、耳栓をつけたままでTWHA-1を着けてみました。
おお、聞こえますね!
人の声やドアの開け閉め、机に食器を置く音など、耳栓のみの状態の時にほとんどきこえなかった音が聞こえるようになりました。声も聞き取りやすく、色んな音が混ざってうるさい、ということもありません。確かに日常生活の上で聴覚を補助してくれそうです。
ただ、雨がしとしと降る音なんかは聞こえません。雨音の音量が小さいのか、ノイズキャンセリングが働いてるのかは分かりませんが、人の声が聞こえるのが一番なので、聴覚補助の面から考えれば妥当だと思いました。
なので、
耳を塞がないので、音楽を聴いていても、大音量にしなければ周りの音が聞こえる点もいいところですが、単純に「耳を塞がずに音楽を楽しめる」という便利さ目当てで買うなら音楽用のTW-1の方で十分だと思います。
後編につづく → こちら
先日家に届いた「earsopen PEACE TWHA-1」についてレビューします。実は自分用に買ったのではなく、親が買ったものを試させてもらったのですが、せっかくなのでレビューを書いてみようと思った次第です。
書いているうちに長くなったので前編・後編に分けることにしました。聴覚補助機能について知りたい方は前編(この記事)を、オーディオ的なレビューを知りたい方は後編(こちら)をご覧ください。
目次
--前編(この記事)----後編(こちら)--
- 音質レビュー
- 耳栓をしたままで音楽を聴いてみました
- 音漏れについて
- まとめ2
こんな流れで書いていこうと思います。お急ぎの方はまとめをチェックしてみてくださいね。
製品特徴を手短に
BoCo社のPEACEシリーズにはTW-1(公式サイトに飛びます)とTWHA-1(同じく)があり、TW-1は音楽用モデル、TWHA-1は聴覚補助モデルということになっています。価格については2020年4月1日時点では公表されていませんが、クラウドファンディングサイトの表記を見る限りでは、TW-1は28,380円でTWHA-1は107,800円ということになっています。強気の価格設定だと思いますが、クラウドファンディング時にはそこから30~50%引きくらいしていたので、実売価格はもう少し下がるかもしれません。特にTWHA-1についてはお得に見せるためのブラフだと思いたいところです…
TW-1とTWHA-1の両モデルに共通する特徴は「骨伝導」「完全ワイヤレス」「耳をふさがない」「IPX7(防水機能)」といったところでしょうか。ご存じの方も多いと思いますが、完全ワイヤレスというのは「一切コードがないワイヤレス」ということです。ワイヤレスという言葉の意味からすれば、コードがある方がおかしいような気もしますが(笑)。骨伝導についても、この記事を見てくださっている時点でご存知の方も多いと思いますが、後ほど少しふれておきたいと思います。
変わって、両モデルの大きく違うところは覚「聴補助機能」「左右独立音量」「左右独立ノイズキャンセルマイク内蔵」の3点。いずれも聴覚補助モデルTWHA-1にのみ搭載されているものです。「左右独立音量」は左右で聞こえが違う方への配慮がうかがえて素晴らしい機能だと思います。音楽だけなら、ソフトウェアで左右別々に音量調整できますが、聴覚補助デバイスとして使う時は、補聴器のように本体で左右別々に音量調節できた方が便利ですもんね。
開封
それでは開封時の画像をさらっと紹介。意外に簡素な梱包でした。化粧箱もそこまで高級感があるわけではありません。でもその分技術にお金が回されていると思うと期待は高まります。
天面にはearsopenのロゴが |
内容物はこんな感じで入っていました。
全部並べるとこんな感じです。
本体は質感もよく、個人的には未来感のあるデザインで好きです。
充電はこの専用のクレードルから行います。
充電のため本体を入れた時はこんな感じです。電極を合わせて充電が始まれば本体のランプが光るので分かりやすいです。
こうすると顔にみえなくもないです |
充電中はクレードルも光りっぱなしですが、LEDをひとつ光らせるのに大した消費電力はかからないので問題ないと思います。
メインの聴覚補助について
今回レビューしているTWHA-1は骨伝導による「聴覚補助」が大きな特徴です。どのくらい人の声を拾ってくれるかの前に、まずは先程書いた通り、簡単に骨伝導の注意点を少しだけ。僕の調べた限りでは、耳は外耳・中耳・内耳から成りますが、骨伝導は音の一部が外耳・中耳を介さずに内耳に届くというメカニズムであり、もともと内耳に障害がある場合は恐らく聞こえません。「難聴の親に買ってあげようかな」、「もともと聞こえないけどもしかしたら聞こえるようになるかも」という方は購入前に難聴の原因を確認しておくと失敗が少ないと思います。公式でもクラウドファンディングサイトで
”※聴覚障害を持たれている全ての方への有効性を保証するものではありません。” 出典:green fundingという注意書きがあります。できることなら試聴してみるのが一番だと思います。
さて、聞こえについてですが、なるべく鼓膜で音を拾わないように、飛行機でもらう耳栓をして、その上でTWHA-1を装着して実験してみました。
こういう耳の中で膨らむ耳栓です |
まず耳栓をして殆ど周りの音が聞こえなくなったことを確認。次に、耳栓をつけたままでTWHA-1を着けてみました。
おお、聞こえますね!
人の声やドアの開け閉め、机に食器を置く音など、耳栓のみの状態の時にほとんどきこえなかった音が聞こえるようになりました。声も聞き取りやすく、色んな音が混ざってうるさい、ということもありません。確かに日常生活の上で聴覚を補助してくれそうです。
ただ、雨がしとしと降る音なんかは聞こえません。雨音の音量が小さいのか、ノイズキャンセリングが働いてるのかは分かりませんが、人の声が聞こえるのが一番なので、聴覚補助の面から考えれば妥当だと思いました。
まとめ1
説明書には書いてないと思う(自信ない)んですが、音楽を流すと聴覚補助機能は一時停止になる感じがします。だから基本的には、おしゃれな補聴器にみたいに使って、機能の1つとして音楽も聴けます、という様な商品だと思います。なので、
- 内耳には異常がないけど、外耳や中耳になんらかの症状があって聞こえにくい方
- 普通の補聴器の圧迫感を不快に思う方
- 補聴器はずっと耳につけるものだから音楽も聴けたらいいなぁと思う方
耳を塞がないので、音楽を聴いていても、大音量にしなければ周りの音が聞こえる点もいいところですが、単純に「耳を塞がずに音楽を楽しめる」という便利さ目当てで買うなら音楽用のTW-1の方で十分だと思います。
後編につづく → こちら
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